契約栽培の対象地では栽培するお茶の樹に十分な栄養を与え、近隣にある他の作物による土地の交差汚染を避けています。そしてそのために、《茶之魔手》では厳格に企業化された茶園管理を行い、生産契約の効果を出し、品質を保っています。またお茶農家が通常成長期間の43日目から茶園を観察し、茶葉の成長が収穫基準に一致しているかを判断してから関連した安全検査を行います。そしてこの検査に合格した茶葉だけに収穫を行うのです。
《茶之魔手》で生産契約を結んでいる茶園は南投県名間郷の横山―八卦山脈の最南端に位置しています。弊社がこの横山で栽培を行う茶園を選び、地元の小規模農家と提携しているのは、南投県が台湾の茶葉の主な生産地であるだけでなく、お茶の樹が南風を受けて茶葉がより高品質になるよう育つからなのです。こうしてお茶はさらに優れた風味に、お茶の湯もすっきり透明に、薫り高く変わるのです。
現在《茶之魔手》はすでに51万坪で、180ヘクタール相当の茶園の契約生産面積を擁しています。台湾の広大で活気あふれるドリンクスタンド市場に目を向ければ、《茶之魔手》はお茶の生産の源である栽培から始まる、台湾で唯一の「自社で茶園を所有する」ドリンクスタンドのリーディングカンパニーだとお分かりいただけます。
一杯の優れたお茶を創り出すは容易ではありません。「本物の台湾の味わい」を持つお茶を創り出すなら、一杯でもさらに困難な技となります。《茶之魔手》は、資金を惜しげもなく投入し、時間を掛けて研究開発をしています。「紅茶の茶葉」と「緑茶の茶葉」は国内では一般的にその多くを輸入品に頼っています。ですが弊社では独自に研究開発した新型の最先端テクノロジーによりこれらも自社生産を成し遂げ、「台湾靛紅」と「台湾純緑」と名付けました。そして《茶之魔手》の純茶ジャンルのすべての飲物を、その名に恥じない100%の「台湾茶」にすることに全力を尽くしています。
新鮮な摘みたての茶葉は、一枚一枚日干萎凋(天日に晒す)、室内萎凋(室内の棚で冷やす)、浪菁(機械での攪拌)、堆菁(静置して発酵させる)、殺青(釜炒り)、揉捻(お茶を揉む)、初乾燥、団揉(最後に茶葉の撚りをきつくする)、玉解き(きつく締めた茶葉の塊をほぐす)、成形、再乾燥、個別包装といった過程を経なければなりません。
「36時間」の絶え間ない製造工程
職人こだわりの綿密で奥の深い「24の」製造工程